●定年後でも失業保険はもらえます。
定年退職でも働く意思さえあれば、定年後でも失業保険はもらえますしかも自己都合ではないので待期期間がありません。
※しかし現実は再雇用を選択する人が圧倒的に増えたため私の周りではほとんど貰っていません。
■失業保険を貰う時の注意点
受給期間は離職日の翌日から1年間
失業保険の受給期間(1年間)は、離職日の翌日から1年間です。ハローワークで受給の手続きをしてから1年間ではありませんので、くれぐれも注意してください。
受給期間(1年間)が過ぎてしまったら、いくら、もらえる日数が残っていても失業保険は打ち切られてしまいます。

■貰える日数(定年前・定年後の失業者場合)
払った年数 10年未満 :10年以上20年未満: 20年以上
貰える期間 3ヵ月 : 4ヵ月 : 5ヵ月 ※ 全年齢対象
【支給金額】
失業保険で受給できる1日あたりの金額を「基本手当日額」といいます。
およそ、下記のとおりの計算で支払われます。
●失業保険の「基本手当日額」は、離職した日の直前6ヶ月間に支払われた賃金の合計を180で割って算出された金額のおよそ5〜8割程度です。この率は、賃金の低い方ほど、高くなっています。なお、失業保険の基本手当は、離職日の年齢に応じて上限があります。
:失業保険の支給金額(上限)
年齢区分 賃金日額上限額: 基本手当日額上限額
30歳未満 12,990円: 6,495円
30歳以上、45歳未満 14,430円: 7,215円
45歳以上、60歳未満 15,870円: 7,935円
60歳以上、65歳未満 15,370円: 6,916円
※これから分かると思いますが、いくら退職時の給与が高くても貰える上限額は決まっています。
ざっくり行って定年後の支給額は月約21万円と言うところでしょう。